「滝沢歌舞伎ZERO」この感動を共有したい。

 はじめに

 

こんにちは!

アクセスいただき、ありがとうございます!

本ブログは、『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie 』を公開初日(2020年12月4日)に観劇したSnow Manのファンがつづる、語彙力が稚拙な感想レポートです。

感想が溢れ出てきたがゆえに、文章が非常に長くなってしまいましたが、既に見た方と感想を共有したいなあ、と思い、筆を執ってみました。

 

普段から仲良くしている方も、そうでない方にも読んでもらえたら嬉しいです◎

 

(2020年12月6日 ざわこ @zaaawakooo )

 

 

 

 

1.オープニング

ビビりな私には心臓に悪かった

ホラーが苦手な私は、冒頭で「ちょ、え、聞いてない」と驚き、持っていたドリンクを地面に落とすところでした。特に謎の外国人美女。暗闇にぬんって現れるからさ… ホラー映画に出がちの壊れた西洋人形のようで、怖い。

美しすぎて怖い。オープニングに関しては、とりあえず怖かった。(※私はかなりビビりです)

 

そして、ジャニーズJr.の小田将聖くん。君、いい顔するねえ…こんな逸材がJr.にはゴロゴロいるかと思うと、ジャニーズの未来は明るいし、河合は可愛いよね!!!!!!

まだ小さいジャニーズJr.の子の顔は全く分からないのですが、小田くんだけは覚えた自信がある。今日から小田推しでいく。

 

それと、未来都市が見えてきたときの「あぁ~」みたいな女の人の歌声神秘的で引き込まれたな…。霧がかかった雰囲気も相まって、夢の中にいる気分でした。目を閉じれば桃源郷南無阿弥陀仏

…まあ、怖かったんだけどね。

 

 

2.ひらりと桜

イントロ聞いちゃうだけでなぜか涙がこみあげてくる曲第1位(わたし調べ)

初っ端泣いた~!!

相も変わらず、桜の中で舞う9人が綺麗で綺麗で。こんな高画質で見れる時代に乾杯。

ああ、でも、”この桜吹雪を全身で感じたかったな” という、ほんの少しの悔しさもあったけれど(小声)

 

深澤さん「宵闇に映る花びらは夜を明かしてく」パートを聞くだけで既にスタンディングオベーション状態だった。必死で立つの我慢した私えらい。深澤さんの声を聴くためだけに全ての音をシャットアウトしたくて、とりあえず息は止めてみたよ。

あと、360度カメラでの演出、臨場感が出てて良かったね… どんなメリーゴーランドよりも夢見心地になれたよ。

映画でしか、映像でしか、味わえない。

滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』の最高の幕開け!!

 

 

3.九剣士

強すぎる9人、あなたは誰推し?

これはね、アカン。

まず冒頭の向井康二に殺られるじゃん?というかもう、なんで康二くんの瞳ってあんなに綺麗なんだろう。瞳に吸い込まれる、ってこういうことなんだなって思った。もうね、いっそのこと康二くんの瞳の吸い込まれたいなあ~!君の瞳に乾杯。

続いて、めめラウ。やっぱ高身長だから映える。迫力がすごい。めめラウのさ、「俺はこっちやるから、お前はそっちやれ」「…足引っ張んなよ」「…フッ お前がな」って感じめっちゃ好きなんだけど分かってもらえるかしら。なんかもう、やだ。斬られたい。

続いて、舘様。ソロで舘様を持ってくるあたり本当に歌舞伎側さん分かってる。金一封。舘様は所作が丁寧で綺麗だから、激しいシーンでも品があるんだよね… 

続いて、いわふかあべ。急に人口増えたな、密です。って言っちゃうそうになった。まあでも、かっこよくないわけがない。正義感が強すぎて喧嘩っ早い岩本普段穏やかなのに怒らせたら怖いタイプの深澤実は一番サイコパス阿部。って感じの図が見えて頭抱えた。

最後に、なべさく。金さん銀さんとのギャップえげつねえ。なべさくは、ぐりとぐらみたいで”ちっちゃいものクラブ”って勝手に呼んでるんだけど、今回に関しては俊敏すぎてもう… ぐりとぐらとか言ってごめんなさいって感じでした。

 

そして、最後ね、問題のシーンなんだけど。

容疑者は阿部亮平(27)。

みんなが敵をザグザグ切り裂いて去っていき、最後に残ったのが阿部ちゃん。相変わらず、”こんなバチバチ動ける大学院卒がいるなんて世の中わかんないな~”って

思いながら見てたら、最後に。「…ハァッハァッ」ってちょっと色気を感じてしまう吐息を浴びて、うっとりしていたその時。

 

「…チッッッ」

 

…ん?舌打ち?…ん?Real Faceじゃないよ?今、滝沢歌舞伎だよ?

………………… んえぇぇぇぇぇぇ!!?!?!?!?!!?!?!?!?!?

ギリギリでいつも生きていたいから~ あ"ぁ”~あ"ぁ”~!!!!

どっっっったまらんですわ… なんだ阿部ちゃん。いつもは「あざとい」だの「かわいい」だの言われてるくせによお。こういう時に男見せるの反則過ぎませんかね。

 

私の脳裏には、阿部担の声にならない叫びが聞こえてきた気がしたのです。

阿部担、お疲れ。

 

 

4.変面

タネは永遠の謎

前年度に引き続き、変面は、いわめめこじの3人。去年の滝沢歌舞伎のDVDで変面を見たとき、

「イリュージョン!!!!」

って部屋の中で叫んだのですが、あらかじめ予習をしておいたからか、今年は落ち着いて見ることができました。相変わらずタネが分からない… しゅごい… 

とりあえず誰が何色のファサファサ(伝われ)を付けているか考えることにしたんだけど、岩本さん立ち方で秒で分かるんだよね。一人だけ勇ましさというか、覇気が出ているの。立っているだけでひれ伏したくなる。

それと、普段、わりとマイペースな目黒さんが驚くべき速さで面を変えるんだもの。びっくりしちゃう。

おっちょこちょいの康二くんも一生懸命練習したんだろうなあって思うと、心が母性で溢れかえった。最後、3人が帽子(?)を取って、マントを翻して返っていくシーンが大好きだから、今年も映画館で前のめりになって見てきました。よだれは垂らしてないヨ。…ギリギリね!!!

 

 

5.Maybe

Maybe、深澤に恋してる。

深澤担が正座をして聞きたくなる楽曲第1位(わたし調べ)。数か月前、阿部担のヲタ友と

「2020年の滝沢歌舞伎、Maybeなくなったらどうしよう。死ぬ」

という話をちょろっとしていたのですが、無事にイントロが流れた瞬間、私の中の佐久間大介「アリガトォゴザイマスッ!!」と叫びました。生きとし生けるものすべてにありがとうと申し上げます。謝謝。

 

ちょっと残念だったのは、さっくんのダンスが見れなかったこと。個人的にさっくんコンテンポラリーダンスはとても心が動かされて好きなので、ちょっと見たかったなあ…なんて。

 

でも!!素晴らしかったことに違いはありません!!それよか、あべふか同期シンメの『顔面・歌声・ダンス』が堪能できて幸せだったァァァ… 

 

そして、中央で華麗に舞う一輪の花として、圧倒的存在感のあるラウール、去年よりもさらに身体が大きくなった分、またさらに迫力が出ていたので、リアルにティラノサウルスかと思いました。来年もティラノサウルスとして、我々の期待と、この地球の期待を超えて行ってほしいですね(て~けっ★)

 

 

6.My Friend

美の3乗

エモエモのエモ。映像美だ…としか言えない私の語彙力なんとかしたい。でも、本当に綺麗な映像だった。

美しい歌声の渡辺翔さん、美しい動作の宮館涼太さん、そして、空に瞬く無数の星。まさに、美の3乗。キラッキラ。

もうね、キラッキラ(語彙力)

舞台で見ると、やっぱり距離がある分、歌っているしょぴは豆粒に見えるし、舘様は、”誰かぶら下がってるな~”くらいの感覚になっちゃうときもありますよね、正直。でも、今回はそれが全くなかった。

渡辺レフ版翔太の美しい肌、まるで美しい星空の中を飛ぶ宮館ペガサス涼太。彼らの美しい姿をアップで存分に見ることができた。これぞ日本の美。Say!! \Japanese Beauty./

それに、比較的勢いのあるシーン続きだったから、ここでMy Friendは落ち着くの。実家のような安心感だったね。

 

 

7.組曲

体力の鬼すぎて何が起こっているか分からない

「あれ…今年組曲ないの…?」 って不安になっちゃっていた私、歓喜の雄たけびをあげました。そして今年は、中央に水槽があるという新演出

水槽の中を泳ぐ女性は真っ赤な衣装をお召しになっていて、その姿は美しい金魚のようでした。水の中で、あんなに優雅に泳げるなんて… 

地上で歩いている私よりも綺麗でした。人間失格

 

そして、9人の圧巻のパフォーマンス。

2人1組で、太ももの上に首を乗せて、すごい格好するシーンあるじゃないですか(伝われ) あれ、毎回やばいなって思うんですけど、今年もやってたァァァ… 首だけは痛めないでね… 

 

そして、”人間ってそんな俊敏に大きく動けるのか” って人間の体の作りの神秘性までもを感じるダンスパフォーマンスが続きます。ここで今年もやってくる、さっくんの表情がドアップになるシーン。

あそこ、佐久間大介しかできない

一言もしゃべってないのに、敵に対する怒り、葛藤、苦しみ、威嚇とか… いろんなストーリーを想像させてくれる。そんなさっくん、愛してる。最後に大ジャンプするのもさっくん

組曲は、佐久間大介しか勝たん

 

 

8.五条大橋

パルクール佐久間に首ったけ

去年は、林翔太さんがナレーションをしながら、1人2役をやるという素晴らしいお芝居を披露してくださったと記憶していたこのシーン。(このシーンで私の母親は林翔太さんがお気に入りになったらしい)

なんと今年のナレーションは、我らが佐久間大介さん。黒いタキシードに身を包み、淡々とお話を進めていく佐久間さん。やはり佐久間さんは、声優の学校に通っていただけあって、本当に声が聞き取りやすい

活舌もいいし、話すテンポも心地が良い。なにより、腹式呼吸ができているからなのか、声が良く通る

さっくんのナレーション、とっても素敵だった…

 

そして、岩本さん佐久間さんのやりとり。とりあえず、まあ、簡潔に言って、いわさくForever。

さっくんの身体能力が人間離れしていると分かるシーンでしたね。橋の上でパルクールみたいなことし出したときは、もう落ちないか心配で心配で… でも見事ばちっと決めてくるあたり、さすがさっくん

弁慶をたたかれた岩本さん、痛かっただろうなあ…(実際は叩いていないと思いますが)。あとで「おい、さくまぁ!本気で叩くなよぉ!」とかデロンデロンな顔で言っててほしい。

 

 

9.腹筋太鼓

あなたはどの腹筋がタイプ?♡

腹筋太鼓見なきゃ年が越せないと思っていたので、無事に年内に見ることができてよかったです。大好きな人たちの腹筋を合法的に見ていい時間なので、血眼で見ました

 

いやあ… いいバディでした… いろんな腹筋の形があって興味深いですね。研究したい。ちなみに私が個人的に大好きな腹筋は不動で佐久間大介さんです。あんな小柄なのに、脱いだら板チョコ。岩本さんは言わずと知れてますが、佐久間さんもやばいんだぞ、ってことをもっと世に知らせたい。

 

冒頭で、紅組vs白組みたいな感じに二手に分かれてたシーンがあったじゃないですか?あそこで、目黒さん

「ッシャァァァァァァァーーー!!!!!」

って叫んだとき、リアルに鳥肌が立ちました。『 アイアム冒険少年 』とかで、

”目黒は感情が高ぶった時よく叫ぶんだな”

って履修済みだったんですけど、映画館で雄叫びを聞くと妙に生々しくて鳥肌でした。男性が力の限り叫んだ時の首筋って、色気MAXですよね… 

 

ちなみに、深澤さんが叫んでいるの見たとき、9時間生配信の「モッツァレラチーズゲーム」の姿を思い出してしまい、自担であるにもかかわらず笑ってしまいそうになりました。すみません。

…でもかっこよかったです。ちょっと白い肌がまた、なんか、良い(噛みしめ)

 

 

10.Make It Hot

舘様プロデュース衣装イイネ!

去年の滝沢歌舞伎で初披露、そして、”9人”にとっての初めてのオリジナル曲。舘様プロデュースの衣装を着て、踊る姿はいつ見てもエモーショナル。私がこの曲で好きなパートは、ふかこじ

「ここではいつものストレスすべてを忘れてPut your hands up」

ってところなんですが、今回も良かった~。ここはね、康二くんの上ハモが好きなんです。映画館で聞いて、また鳥になっちゃいました。この映画中に何回鳥肌立てばいいんだ自分。

 

そのあとの、めめさく「決まりなんてない今夜はFreak out」。なんか久しぶりに近距離めめさく摂取できた気がする… いやあ、目黒さんのフェイスラインをなでる佐久間さんの手のえっちさ。

撫でられた~~~~い!!!

 

最後のHa Ha… の腰振りは、言うまでもないですよね。9人とも見たかったんですけど、1度きりの初回公演は、我が自担、深澤辰哉の腰をガン見してきました。

…ごちそうさまでした!!!

 

 

11.Crazy F-R-E-S-H Beat

シンプル is ベスト

ここできたか、CFB。予告動画でCFBやるってことは知ってたけど、まさか歌舞伎で見れるとは思っていなかったぜ。そして久しぶりだね、CFB。…というか、この曲の重低音すごい。耳にどぅんどぅん来たよ。

 

デビュー日付近では、鼓膜に鼻をすする音がこびりつくくらい聴いておりました。でも、生のライブで聞いたことがないという事実を突きつけられて、少しぴえんな気持ちになっちゃった。でも、そんなことは置いておいて。

やっぱりCFBは、セットとか、凝った演出は何もいらないなと思った。

真っ白な背景に、モノクロのシンプルな衣装。それがCFBの良さを引き出す最大のミソなのだな、と。今一度、YouTubeの動画を見てこようと思います。

オーベビキャニュフィリッッッッ!!!!

 

 

12.Black Gold

9人全員にソロがある感動たるや。

私が今回、最も楽しみにしていた演目。 満を持してやってきました…。『Make It Hot』『Crazy F-R-E-S-H Beat』と、パフォーマンスが続いたということは…?と期待していたら予想的中。

 

聞いたことのないイントロ、突如目の前に現れたのは佐久間大介

 

始まった瞬間、呆気にとられました。

らららららラップ調 やないか~い!!!

えぇぇぇええ!!!!

タイトル的に、「かっこいい曲調だといいな♡」なんて思ってたけど、

ここここここれは予想を超えてきた~!!!

 

そして、何よりのわたしの大歓喜ポイントは “全員にソロがある” という点。

まるでK-POPを彷彿とさせる歌割だったなあ、なんて感想を抱きました。”サビも全員で歌うのではなく、誰か1人が担当する”、というJ-POPではあまり見ない歌割。しかも、その配分が1人1人しっかり長い

もうね、これだけで3,000円払う価値があったと思います。

個人的に、深澤さんがサビをソロで歌っていたのは胸アツだったぁぁ… 

 

ひとつ気にになるのは、滝沢歌舞伎の曲として扱われるのか、音源がちゃんと販売されるのか。MIHのことを考えると、少クラとかでの披露の可能性は無きにしも非ず…?

とりあえず、『Black Gold』を聴くためだけにあと何回か見に行きたいと思えるほど、駆け巡るアドレナリン!!!!って感じでした。

 

 

13.五右衛門ZERO

Snow Manと一緒に日本の文化を学びませう。

ここから歌舞伎が始まりました。相変わらず、岩本さんのボス感半端ない。私の中の佐久間大介が、従者としてひれ伏してしまいそうだった。

そして、ふかラウチップとデール感が大好物。ママと息子、一生懸命頑張ってるね… うんうん、今年も良かったよ…

 

なんといってもこの「五条大橋」の見せ場は、いわだての刀投げ。

”舞台は一発本番だから緊張感があるけど、映画だと緊張感減っちゃうな…” なんて思ってた私、大バカ者でした。

これはもう、カメラさんや編集さんたちの腕が最強でした。

舘様の刀を握るだけのカットは、思わず息を呑みました。そして、いわだてのアップも。お互いを信頼しきっている2人が出す、独特の空気間が劇場を支配していました。

 

突然ですが、私は教養がありません

突然、醜態をデカ文字で書いていることをお許しください。

今回の歌舞伎ですごく気になったことがあったんだけど、何分知識不足で。劇中、ずっと疑問を抱きながら見ていた内容が…

 

”名前の掛け声 です。

「いわもとぉぉ~」「みやだてぇ~」と掛け声が入った時、びっくりしてしまったのです。思わず、周りをきょろきょろしてしまう感じに動揺しました。

 

帰宅して速攻調べたところ、「大向う」という文化らしいです…

『 舞台に出た時、見得を切った時などの見せ場や退場する時にかける、演目中心に考えると、ハイライトやクライマックスにかけるのがベスト

*1

というものなんだとか。確かに、見得を切った時や、見せ場のシーンで飛び交ってたなあ… 

教養がない私が、一つ日本の文化を学んだ瞬間でした。Snow Manさん、ありがとう。Snow Manさんが学校の先生だったら、知的好奇心の鬼になってテスト全教科100点取れそう。

 

14.男と女の舞

カップ爆誕。congratulation.

今年はカップルが2組誕生しましたね。いやあ、晴れ晴れとした気持ちです!おめでとうございます!!結婚式には呼んでほしいですね。

まずは、めめあべ。『それSnow Manにやらせてください』のキャンプ回以降、めめあべの距離感にキュンキュンしっ放しなのですが。いよいよ結ばれてくれたようで、何よりです。阿部ちゃんの首筋が女子すぎて泣いた。なのに強かなオンナの雰囲気が出てて、敵にしたくない女選手権、堂々の優勝。めめあべキッスしていたシーンは、なぜかこっちが恥ずかしくなりました。くそう。幸せになれよ!!!

そして、なべさく。2人はここでもペア。もう相性良すぎだろ君たち。渡辺さん、適度に悪そうな男というか、ハマってはいけない男感出てた。溢れ出てたよ、テストステロン。

そして、さっくんはもう女性。負けた。流し目が色っぽすぎて、同じ女のわたしでさえ少し欲情した。

 

そして、2組に共通して。しっかり身長差出ているのが男女っぽいな…と。

言うてしまえば、めめあべも、なべさくも、そこまで身長差はないのに。それは、女形阿部ちゃんさっくんが、演目中ずっと膝をしっかり曲げているから。

あの姿勢本当につらい。実際にやってみたんだけどさ、私がやるとジョジョ立ちみたいになっちゃうの。なんで本物の女なのに、私はジョジョなんだよ。…あべさくって、すごいんだね。

 

15.総踊り・花鳥風月

夢幻に乱れ踊る花鳥風月

結論から言うと、私はこの『花鳥風月』が大好き

調べたところ、”IKUCO”さんという方が歌っていらっしゃるようです。(ご本人様のTwitterのリンク勝手に貼るのも…と思ったので控えますが、本当に素敵な歌をありがとうございます。IKUCOさんの歌声、今年も最高でした…)


 

すごく透明感があって、力強い歌声ですよね… この曲が流れると、1幕がおわるなあ…としんみりします。

去年は、歌舞伎の衣装でパフォーマンスしていましたが、今年は真っ黒な衣装でした。背景は白い背景に、鮮やかな花がたくさんある、華やかなセット。女形の衣装で舞うさっくんの『花鳥風月』がだいすきなので、”今年は違うんだな…” って思ったのですが、9人の表情がとっても良くて、そんな負の感情はチャラになりました。

『夢を待つ君に四季を送りましょう』『夢幻に乱れ踊る花鳥風月』などなど… 

日本語の美しさを存分に活かした楽曲で、今年も無事に1幕が終わりました。(ここまで体感5秒)

 

16.鼠小僧次郎吉

今年もやってきた江戸の町

今回、滝沢歌舞伎が映画上映になって、最大にいいなと思った点が、この鼠小僧次郎吉のシーンにあります。

それは、“江戸の雰囲気が伝わりやすい”という点です。とにかくリアルだった。やっぱり舞台のセットだと限界があるけれど、ここまで作りこまれた世界観だと、その世界により没入できるな、と。初っ端のお葬式のシーンから、「リアル…」とこぼしてしまいました。ここから1人ずつ見ていきますよ。…長いですよ!!

 

さあ、やってまいりました。お丸さんのワンマンショーの時間です!!!!!!

…というのは嘘ですが、深澤さんが1番誇りをもってお仕事しているであろう「お丸さん」に、今年も会えるのは純粋に嬉しかったです。

冒頭からぶっ飛ばしてましたね~、相変わらずお葬式のシーンで咽び泣く深澤さんは世界で一番面白い。不謹慎なことを申し上げますが、お葬式であそこまで咽び泣かれたら吹き出してしまいますので、全力咽び泣きはあの場だけにしてほしいですね。

事前に滝沢歌舞伎公式さんが挙げてくれていたカウントダウン動画で、『私より美人は劇場に来ないでください』と言っておりましたが、お丸さんより美人はこの世に存在しないので安心してほしいですね。

いろんな人たちが演技をする中で、唯一「カメラで撮ってるの?」といった、“現実”に向けた声掛けをしてくれたのはお丸さんだけでした。お丸さんは美人なだけでなく、気も効くのですね。お丸さんのような、“劇”と“現実”を繋いでくれる人がいると、私たち視聴者もよりリアルに作品を感じ取れるので、お丸さん本当にファインプレー!!!

ありがとう。今年も江戸で一番綺麗だったよ。

 

今年も撫でまわしたいほど愛おしいネコとして出演してくれた阿部ちゃん。あれって、ガチで阿部ちゃんが声出してるんだよね…?いや、Snow Manの低音パート担当阿部亮平がさ、この映画内では、か弱い声で「にゃあにゃあ」言ってるのおかしくない?バグ???

ついさっきまで『灼熱のFire そうもっとHigher』って低音イケボで歌ってたのに???という疑問を抱きつつ、あべぞうを疑念の目で眺める。…それにしても可愛い。なぜこんなに愛おしいのだろう。超高級キャットフードを買ってあげたい。むしろ土地を献上した方が良い?

ちょっと先のシーンの話になるけれど、滝のシーンであべぞうが4足歩行で崖を登っていくシーンがあるんです。…4足歩行でぴょんぴょん登るやん。なんで??私2足歩行でもゼーゼー言うで???本当にね、あべぞうは見れば見るほど謎が深まるとともに、愛しさと切なさと心強さとで胸がいっぱいになる。

 

そしてお芝居は続き、明るかった江戸の町から一転、暗い闇に包まれためめこじラウのシーン。

普段ゴイゴイスー!」「だてさまぁぁぁぁ」「らうぅぅる♡」「めめぇぇぇぇ♡」などと言ってる向井康二さんの姿が見当たらないなあ。あれ、おかしいなあ。このシーンに出るって聞いてたんだけどなあ… いや、出ていました。その姿はあまりにも別人で。ドアップになる向井康二さんの目には、いつものような優しくあたたかい光が宿っていませんでした。本当にびっくりした。康二くんの悪役、『少年たち』でやばいという噂は聞いていたけれど、なんかますます演技がお上手に…。ゾッとしました。康二くんは目での演技がお上手だなと思いました。

そして、めめ。いやあ・・・狂ってんねぇ!!!!!いいよ!!!!いいよ、その目!!!!!!なんかもう、人を〇すことに快感を覚えてしまったサイコパス人格が露呈していて、ゾックゾクした。めめの全力お芝居が見れて幸せでした。そんな人を〇してばかりのめめ(言い方)は、もうすぐドラマで警察官の役をやるのです。矛盾がすごいです。でも楽しみです。

そして、この演目のカギを握るラウール。とりあえず声の低さに感動してしまった。えぇぇぇん、成長期最高!!!!!めめに刀で首を押さえられたときの、挑発的な目にドキドキしました。うちの末っ子、半端ない… あと、岩本さんが演じる新吉が夜に提灯を持って徘徊するシーン。提灯の明かりに照らされたラウールの目に鳥肌が立ちました。鋭く光る眼の奥に、いろいろな感情を宿しているようで。すごい17歳がいるもんだな。日本、すごい。ベネズエラ、ありがとう。

 

そして、金さん銀さんよ。もう可愛い。今すぐ保護したい。私が一晩中小判を見張っててあげるから、金さん銀さんは温かいお布団でぬくぬく寝てほしい。

金さんが最初に出てきたとき、あまりにも愛おしすぎて溜息をついてしまった。まじで可愛い。Snow Manのファンクラブ会員の方なら見たであろう、『クリスマスメッセージの動画』(伝説の41分動画)で「8頭身のハゲ」と言われていたのを思い出して、吹き出してしまった。あの青ハゲの部分が、何とも言えない愛しさと切なさと心強さを兼ね備えているよね。はあ、ナデナデしたい。

しょぴの歩き方に何度も笑ってしまった、近くにいた人に『こいつ笑いすぎだろ』って思われてないことを願う。楽しみにしてた、金さん銀さん18禁タイム。今年もあった♡ 吐息がエロいよね、ほんと。何度もハグするシーンはもう訳が分からなかったけど、面白いからよし。次の場面に転換するとき、しょぴ若干笑ってたよね?耐えられてなかったよね…?(笑)

あと、唐突のナベロウあべぞう

いやいやいや、まさかの共演かい。しかもご丁寧に下の方に字幕がついてた。犬と猫だけどしっかり会話できてて偉いね、ヨチヨチ♡ 舘様が登場して、2人のシーンは終わっちゃうんだけど、後ろの方でナベロウが頭を動かして、ちょいちょい画面に写りこんでたのがツボで、吹き出しちゃった。

 

この滝沢歌舞伎の目玉の一つである、滝のシーン。迫力のあるアクションが続く中、打ちあがる水の中から舘様が飛び出してきた!!!そして、舘様がアップに。その瞬間、脳内に舘様の声が響いた気がした。

『Party time』と。

あまりにも舘様の眼力が強くて、さすが王国の長だなと。いや、あのシーン、絶対に舘様『Party time』って言っててほしい。そして、雑魚たちを木っ端微塵に切り裂くシーンをとくと見せてほしい。いつもなら優雅なパーティーを開く王が、今夜は血祭じゃああぁぁぁ!!!!!」って感じなの萌える。

 

そしてそして、なんといっても、岩本さん岩本さんの孤高の存在、っていう雰囲気がとっても好き。相変わらず団小屋の団子はツケ払いにしているかもしれないけれど、江戸の町のことを1番に考えて、自分に何ができるか、どうすべきなのか… 悩み・葛藤するお芝居は胸を締め付けられました。

最後の滝のシーンで、めめこじにトドメを刺されてしまうそうなシーン。あの時の岩本さんの表情たるや… 惚れるよなあ… 

そして、ラウが「鼠の夢に乗った!」と言った瞬間の岩本さんの嬉しそうな顔よ。ラブアンドピースに満ちてた…

 

まだまだ語りきれないところばかりなんだけれども、キリがないので、このあたりで失礼します… お丸さん可愛い

 

 

17.WITH LOVE

滝沢歌舞伎に愛を届けたい

”かけがえない~ じかんを~” 

ってお風呂に入りながら歌うのが好きな私なのですが、毎年このシーンはみんなの表情にグッとくるんですよね。 あとこの曲も、9人それぞれにしっかりとソロがあるから好き。深澤さん、サビ歌ってるの… 滝沢さんのことを心から慕っている深澤さんがサビを歌っているというのが、もう、エモい!!

この曲って、振り付けというか、手話というか、わりと単純で覚えやすいので覚えたいなあ。 …と思いながらもダンス未経験のわたし、挫ける。いや、でも来年舞台を見に行くまでに覚えたい。なんなら一緒に連番してくれるかもしれない未来のヲタ友と踊りたい。泣きながら踊ろうよ。誰か付き合って。

 

最後、みんなの顔が1人ずつアップになっていくんですけど、心なしかみんなの目が潤んでいるようで… 

この「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」に込めた思いとかがグッとこみあげてきたのかな。

…初めての映画での公開だもんね。本当は私たちも直接見たかったけれど、それ以上にSnow Manさんたちは悔しい思いをしたと思います。デビューコンだって、そう。デビューできたと言えど、困難だらけだった2020年。

いろいろな選択肢があった中で、映画という形で私たちに届けてくれたことを心から感謝している。観客である私でさえ、WITH LOVEを聴きながらこれだけのことを感じたのだ。

Snow Manさんたちの明るい未来に就職希望だわ。WOW WOW。

 

 

18.エンドロール

まさかのサプライズに呆然

「遠足は家に帰るまで、映画はエンドロール終了まで」

というルールは日本の法律として定められていますよね。私も法律に則って、何か素敵な演出があるかも…という淡い期待を抱きながら座椅子に深く腰掛け直しました。結論から言うと、非常にハートフルでしたね(簡潔)

劇団の皆さん、IMPACTorsの皆さん、小田将聖くん、そしてSnow Manの皆さんが楽しそうに自撮りをしながら私たちにパフォーマンスを届けてくれました。

私が注目していたのはもちろん、深澤辰哉さんなのですけれど。彼、最初の方に、あまり映っていなかったんですね。なぜなら一番後ろにいたので。最初の部屋(記憶が曖昧です…)から移動するとき、深澤さんが交通整理員のごとく、自分以外の人たちを先に行かせていたんですよ。

「はぁん、そういうところが好き」ってメロっていたのも束の間。あっという間に一番前に来て自撮り棒を持つじゃありませんか!!!一石二鳥とはこのこと!!!(?)

もちろん、ほかの方々のことも目を皿にして見ていましたよ。康二くんが「LOVE」の歌詞に合わせて毎回振り付けを踊っていたのが可愛かった。あとね、最後の方に画面におさまれるように目黒さんが頑張って顔を中央に寄せていたのも萌えました。

 

そ!し!て!私が1番度肝を抜かれたシーン!!!

【衝撃】滝沢歌舞伎ZERO 2幕の衣装で『Crazy F-R-E-S-H Beat』踊ってみた

いや、前からね、こういう動画、あがんないかな~とか思ってたんですよ(大嘘)

まさかの演出!!!!! ”江戸の町で全員集合してる~かわいい~挨拶するのかなあ”、とか思っていたら、CFBのあのイントロ。デーデーデーって!!!これには一緒に見に行っていたお母さんと顔を見合わせて笑いましたね。

私的ハイライトは、深澤さん女っぽい動きでCFBを踊っていたことです。『ウーラッタラッタッターラァ』ってとこで、足をパカパカする代わりに膝下がうねうね動いていたのが愛しすぎて、持参したアクスタを抱きしめました。

そして、あれだけ歩くのが遅い金さん銀さんがバキバキに踊っていたのも、今考えてみればバグでしたね。5時間後の今さらになってジワジワきています。

あと、ネコ(阿部ちゃん)が踊ってるのもバグですね。もうどうにでもなれ。

 

 

 

 

まとめ

 

ここまで拙い文章にお付き合いいただいた方々、ありがとうございました。

そんな人いらっしゃるのか分かりませんが、これは私の備忘録として綴らせていただきました。

最後まで読んでくださった方に幸せが訪れますように。

 

あまりにも感情が爆発してしまい、気が付いたら3時間ぶっ通しで1万字を書き上げていました。大学のレポートは500字でもしんどいのになあ。

 

今回、滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movieを見て、改めてSnow Manを好きになってよかったと思いました。

こんなに一つのことに真剣になって、エンターテインメントで人々を感動させられる方たちを応援できて幸せだな。

YouTubeも、テレビ出演も、いろいろ増えてきたけれど、やっぱりSnow Manさんは舞台で輝ける方たちですね。

 

多方面でご活躍される9人に今後もたくさんの幸が舞い降りますように。

 

そして、『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』制作に携わってくださった、すべてのスタッフ様・劇団の皆様・事務所スタッフの方々・五関晃一さん・滝沢秀明さん、素敵な作品をありがとうございました。

 

 

来年、彼らが美しい "碧い花" を咲かせ、今度こそ、私たちの目の前でキラキラとパフォーマンスしてくださる事を願って。